これから必要なこと
●[動く目]とは何か。
隠された真相である[怒りの雷鳴]を使い、正体と対策を考えられるようなストーリーを作る
●[塞ぐもの]は存在するのか
隠された真相である[怒りの雷鳴]とリンクさせると効果的
●ローズガーデンで神託の魔法風景[開かない歴史][調和するハヴァエル]を作る
この三つを同時進行、ということになりました。
心理的難易度はMAXですHAHAHA!
もしかしたら、このシステムは『オンライン・文章]よりも、『オフライン・言葉』で遊んだほうがはるかに良いのかもしれません。
さて、夜のお仕事、変異混成です。
※これまでの展開
・キャラシート:[でたらめの海賊]ヴェイセル
・キャラメイク
・オープニング
・一日目 昼/夕
・一日目 夜[虫の知らせ⇒神託の魔法風景]
↓↓↓
・【言葉決め/二語連結】⇒[入らないハヴァエル]
・スペード2⇒ローズガーデン[すぐ左]にセット。
・変異混成は三回
・1回目:[入らないハヴァエル]⇒[入らない]と[ハヴァエル]
・2回目:[入らない]⇒[入ら]と[ない]
・3回目:[入ら]⇒[入]と[ら]
【語り】
夢を、見た。
俺のすぐそばに、至上神ハヴァエルの気配があった。
最初にいて最後にいるもの。
無色のもの。
ただ、そこにあるもの。
悪でもなく善でもないもの。
九つのエス・レ(源初の存在)にエレ・ネア(波)を起こしたもの。
波はうねり、7つの原初の存在を含む[世界]となり
そして、7柱のスィー・ラ(神)を創ったもの。
そのハヴァエルが、俺のすぐ左、『そこ』にいる。
俺はハヴァエルがどんなもんかは、知らん。
しかし、それがハヴァエルであると、確信している。
そのハヴァエルは、だが、あと一歩を踏み出さない。
俺はもどかしく待つのに、なかなか『その領域』へ入ってくれやしない。
何を戸惑っている? 何が足りない?
あと一歩なのに、あと少しなのに…
…
ふと、俺は目覚めた。
もどかしい、じれったい気持ちを抱いたまま。
[入らないハヴァエル]
言葉で表現すれば、そういえる夢だった。
…いや、まだ夢の中だ。
しかし意識ははっきりしている。
左側すぐ傍にある、その[風景]。
たった今しがた見たばかりの、[入らないハヴァエル]。
すぐ後ろにある、その[風景]、[磨かれた骸骨]。
ああそうか、こうすればいいんだな。
誰に教えられた訳でもなく、俺は左側の[風景]を手にし、分離する。
俺の中の、アムンマルバンダたる俺が知る方法で。
ふわりふわりと、優雅な振る舞い。
それはまるで、水の中で舞うようなしぐさ。
ひとつの[風景]をふたつに。
ふたつの[風景]をみっつに。
みっつの[風景]をよっつに。
そうして得た新たな風景は、
[入][ら][ない][ハヴァエル]
俺はそのまま、分かれた言葉をローズガーデンの中へ設置した。
[入]は、足元深い『深遠』へ。
[ら]は、頭の『すぐ上』へ。
[ない]を、『はるか前方』へ。
そして[ハヴァエル]を、『左方遠く』へ…。
…
……
………
朝もやの中、ぶるっと震えて目が覚めた。
ぐっすり眠っているから、疲れは取れている。
鳥の鳴き声がする。
朝露に湿った草の香り。
吸い込んだ空気は、ひんやり冷たいが、不快ではない。
もやのかかる天を見つめたまま、昨夜の夢を思い返し。
「ははっ」苦笑するしかなかった。
「こうやって、[神託の魔法風景]を創ればいいんだな」
何もかもが、運命の言うとおりだ。
俺は寝具から身を起こし、大きく背伸びをした。上ったばかりの朝日は、いずれ朝もやを追い払い、すがすがしいまでの青空を映し出すだろう。
「さて」
焚き火を起こし、朝飯の準備をする。
「まあ、もうちっとブラブラしてみるか」
まずは、この村をよく知ることから始めよう。
【語り終わり】
今回はうまい具合に【言葉決め/二語連結】で[ハヴァエル]と[ない]が入手できました。『意味の通じない言葉は残してはいけない』ルールなので、どう分離するかで考えましたが、なんとかなりましたね。
これからは「朝/昼/夕でぶらつき、夜に言葉つくり」のルーチンワークになるんですが、結構大変そうです。ううむ。魔法風景ができない限りぶらつきはやめられないし、そのぶらつきも真相を自分で作る訳です。
自家発電ともマッチポンプともいいますね! (`・ω・´)
異論は認めますええ。
次から二日目ですよ。挫折する自信はあるぜ!