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シドニアの騎士 4話『選択』 #SIDONIA_anime


トマト祭りだひゃっはああああああ! 物語が大きく動き、最後までの視聴を決定した回。2話冒頭でも思ったけど、3DCGの戦闘ってカタチにごまかしが効かない分、すごい説得力が出るな!

そして勢威さんの胃がマッハで壊れていく…言うこと聞けよ長道(笑)


一期全12話、前半の大きな山場にしてAパートは『重力』の恐ろしさ、艦長小林の迷い無き非情な判断をまざまざと見せ付けた回でした。長道がチェックしていた(そしてうっかり女子更衣室に入り込み焔に殴られた)安全手すり。勢威に安全帯を装備してないと注意を受けたその意味。シドニアは超大型宇宙船。逃げ場無し待ったなし。



ガ487のシドニア侵入を防ぐためとはいえ、『急加速の方向転換』の悲劇は想像を絶するもので、同時に観る側に「これが『シドニアの騎士』の世界観なのだ」を叩きつけた回でもあり。

「これだよ…これなんだよな」って、この描写に自分の中ですごく納得。『人がたくさん死ぬから欝回』ではなく、「『物理法則による大量死か異生物侵入による虐殺か』という究極の選択を『より被害の少ない方を取る』視点でTOPは即断、もたらされる悲劇を受け止める」にゾクゾク。3GCDの「無慈悲なリアル」が重力がもたらす破壊を描きつくしたことで、説得力に強さと深みが加わってAパートの真価は評価できる訳で。方向転換による落下方向の変化がゆっくり起こるシーンは鳥肌。



艦長小林の非情さと決断の早さ、多くの被害が出ながら「ガウナが進入するよりはまし」と言い切る姿は、人の心を棄てたよう。それでも軍部の人々は小林の命に躊躇無く従う様は、彼女に一定の信頼は寄せているとみていいかもしれません(軍人なので上官の命令は絶対なのですが)。



整列した衛人隊の美しいこと。しかし最後4機分の空きが…。弱音を吐く弦打を叱咤するサマリも不安げ。弱さを誰にも見せない彼女は、芯の強い女性。




ガウナにダメージを与えられる唯一の武器「カビザシ」の回収班にあたった長道達。海苔夫のゲスセコさはここでも発揮。長道が見つけたカビザシを、さも自分が発見したように報告。長道が憎いんだろうなあ…目の前で目標を掻っ攫われて。ただ、今はまだ「トゥシューズに画鋲」レベルのいぢわるで笑ってられるんだけど。ここで気づいて止める事ができたら、あの悲劇は起きなかったし衛人操縦士が無駄死にせずにすんだのだが。先のことは分からないから、海苔夫は哀れだとは思うんだけど。



ガ487が突如撃ってきたヘイグス粒子砲を、掌位解除・散会して回避したものの、影響で動きが止まってしまった一八式衛人。星白に至っては暴走の末爆発。本人はからくも脱出できたけど、宇宙空間に放り出されることに。

谷風の乗った継衛だけは再起動で行動可能に。まるで継衛の全てを知っているかのような振る舞いを見せる正体不明の地下人間・谷風。そもそも彼の出自も謎のまま。今分かってるのは「地下の仮象訓練装置で、何千時間もガウナとの戦いをシミュレートしてきたこと」「シドニア人には当たり前の『光合成』ができず、常に腹を減らしていること」「傷の治りが異常に早いこと」「継衛の全てを知っているが、一八式衛人のことを『何も知らない』こと」

そして「小林艦長が、長道の素性を知っていること」。

どのシーンもさらりと受け流し、誰も疑問を唱える人がいなかったこともあり、二期最終話まで観た後で、改めて観かえすと、初見では気づかなかったことが案外重要なキーワードになってたんだなと思います。



ここで出てきた新しい単語は
『ヘイグス干渉爆発』。文字通り干渉しあうと爆発を起こす習性を長道は利用し、ガ487のエナを剥離。継衛の性能ばかりでなく、ヘイグス粒子のことも熟知しなければ発想できない。そして、『露出した本体に向かって胞子を交わしながら、全力で突進できる』胆力と実力が無ければ。初戦であれほどメンタルダメージを負ったのに、それでも全く迷いを見せない彼はまさに戦いの申し子。



しかしただの戦闘狂でも命令至上主義でもなく、上官の命令を無視し行方不明になった星白の探索へ迷わず向かう。長道は、自分が何故戦っているのか。その理由を最初から明確に持ち合わせています。「シドニアが好きだから」「シドニアの人たちが好きだから」。単純すぎる動機は、彼の穏やかな性格と相まって時に強烈な意思になる。

『自分の力は、好きな人々、好きな故郷を守るため。それがただ一人であっても見捨てない』

彼の過去は分かりません。しかし彼の心は戦士としてとっくの昔に覚悟完了できており。それは、まぎれもなく『シドニアの騎士』そのものなのですが、シドニアの人々にそう認知されるには道のりはまだまだ遠く、困難を極めるのであります。




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