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『純潔のマリアexhibition』
3巻で完結した『純潔のマリア』に登場した人々の、小さなエピソード4編からなる短編集。

余計なことを足すことも、必要なことを引くことも無い、石川さんの作風にふさわしいお話です。特にマリアを完走した方には、深い余韻を与えてくれること間違い無しの一冊。正直、もっといろんなエピソードを読みたい! よみたいよおおおおお!



■関連記事
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・『純潔のマリア』3巻
・『純潔のマリア』Exhibition




以下ネタバレあります。ご注意ください。









↓↓↓↓↓
#ビブ
「あなた達にもだけど、私はマリアにも恩があるんだね



三話を費やして描かれるビブのエピソード。魔女デビューで『魔女の仕事を理解していない』彼女は、イングランドの加勢にと最強の魔獣リヴァイアサンを召還してしまい……



いやあ、マリアの圧倒的強さ!
魔女たちが逃げ出す魔獣、しかも他人が召還したそれをいともたやすく調伏し、海に還してしまうとは。リヴァイアサンの鱗が一瞬ではがれるコマは、わずか1コマにも関わらず石川さんの画力と相まって圧巻。素晴らしいの一言です。

あの巻き込まれ体質のエドウィナとビブが顔見知りであったこと、エドウィナの口から『魔女がなぜサキュバスをちまちま使っているのか』の理由も語られること。それらも含めて、ビブがなぜマリアに執心するのか、その理由が語られます。そして、『友達』になるきっかけも。


エドウィナの猫ちゃんちょうかわいい!


#マリア
「なんてことかしら…馴れ合いってとても恐ろしいものね」




作者ツイート曰く。マリアがキュクロプス(サイクロプス)を召還した翌日、だそうです。暇を持て余した魔女達の戯れ。しょーもない(マリアにとっては大切な)『主命』を巡っての、シュールな日常のワンシーン。ものすっごくギスギスしてるそうですwww。

私好きだな、こんなお話!



「魔法ででもチャチャっと」
こんな台詞がエゼキエル(ハトVer.)から出た日にゃ、マリアでなくてもキレますwww。

そしてあの展開。そしてあの結末。

ああ、ギスギスしてるなあw




#ジョセフ
「また、あの子来るといいわね」



ああああもう!
お前ら中学生かよwwwww
っていうか、お互い一目ぼれかよwwwwww

と、初々しすぎていろいろのた打ち回れるマリアとジョセフ馴れ初めのエピソード。もしジョセフが直接マリアの家を訪ねることがなければ、もしマリアとの出会いがあれで終われば。『純潔のマリア』と言うお話そのものが無かっただろうとは思いますが、

ああもう、おまえらホントにかわええ!ww


#エゼキエル
「そなた、名はなんとなった?」

ふおおおおおおおおお! って。
もうふおおおおおおおおおってなった!

マリアとジョセフの娘が、ミカエルと出会ったお話。なんという幸福感。溢れてくる暖かさ嬉しさに圧倒されまくりでした。




エゼキエルが不幸であるはずが無いと分かってはいたけれど、こんな形で『彼女』の幸せを現してくれるとは思いもよらなかったもので。

かつての使い魔が愛した『人の温もり』が、ミカエルの孤独をも癒していく姿に、ただただ涙、涙。

同時に、強大な力を持つミカエルですら、かつての使い魔の幸せを祈ることしかできない無力さと。大天使の優しいまなざしの、本当の意味を知らないエゼキエルの無邪気さに切なくなり。

それでも、『幸せである』ことの、なんと素晴らしいこと。

自分の幸せすら知らなかった魔女マリアが、魔力と引き換えに人として暮らしていること。3巻で、彼女が苦しみながら学びとった『人が人を幸せにするただひとつの方法』が、ここに結実しているんだなって。

マリアがなぜ、魔力で戦争を止めるのを止めたのか、分からなくてもいい。でも、あの時のマリアがいたから、この『未来』があって、エゼキエルとミカエルの邂逅に心が震える想いなのは確かなのです。

アンの台詞で、マリアとジョセフの、村の位置づけもちらりと分かります。その後の展開は、3巻限定版のおまけの絵本にあるとおり。


ということで、『純潔のマリア』が好きな人は是非買いましょう。損はありません、断言できます!







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