スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | by スポンサードリンク
『聖戦記エルナサーガ』全13巻


絶版マンガや、単行本化されなかったマンガを作者許諾で無料公開するサイト『マンガ図書館Z(旧Jコミ)』。時々利用しています。

堤抄子作『聖戦記エルナサーガ』。連載中は知らなかったのですが、最近のTLで触れられ興味を持ち「とりあえず一巻から読んでみようか」が運のつき。

休日の半分を使い13巻全部読み終わった時の感嘆。分厚く内容の濃い小説を読み終わったのと同等の読後感。どっしりした気持ちと共に、物語を一気に駆け抜けた充足感は久しぶり。


一言で言えば『いかなる現実からも目を背けない気高さに満ち溢れた物語』でした。


舞台は世界を脅かす魔風から守られた大地『世界(ギムレー)』にある三大国アーサトゥアル・アンザス・グードランド。そのひとつアーサトゥアルの姫にして、全世界の中ただ一人全く魔力を持たず生まれた為“闇の姫御子”と喩えられるエルナが主人公。

魔力を持たぬ故、逆に人々の体内の魔力に反応しその身体を破壊する封魔呪を帯びることは可能。長らく戦に負け続けたアーサトゥアルは、『世界』を魔風から守る絶対封魔剣を抜くと他国に知らしめることで戦争の優位に立とうとするが、それを知ったアンザスの第九王子シャールヴィが単身暗殺に乗り込み…

というスタート。

以下ネタバレ感想です




↓↓↓↓↓
続きを読む >>
| comments(0) | trackbacks(0) | by LINTS
『かみあり』6巻

神在月の出雲を舞台に、関西出身の天然娘幸子と巻き込まれ体質絵美のゆるゆるかみさま交流録。

隔月間連載だから単行本の刊行ペースは遅く、だから発売されるとすごく楽しみな『かみあり』。なんだかんだで6巻目。その『ゆるゆるかみさま交流録』も、ハロウィーンとなれば話は別。地獄の釜の蓋が開き、あの世とこの世の境界は曖昧になり、しかも出雲は神在月。

まさに旬のジャック・オ・ランタンの逆襲で、二人はマジもんの危機に。北欧神話も入り混じって大混乱の中、カボチャの境界を越えて入った巴智先輩と共に反撃の狼煙を上げる! 

えっ、続くんか! 一話完結じゃない!


↑5巻のコイツが再登場。こんでええわ


以下ねたばれあります。




↓↓↓↓↓

続きを読む >>
| comments(0) | trackbacks(0) | by LINTS
『白暮のクロニクル』6巻/壁のない迷宮

不老不死の種族“オキナガ”が存在する日本。主人公はオキナガの少年(実年齢88)雪村魁と、そのオキナガを管轄する厚生労働省『夜間衛生管理課(通称やえいかん)』の新人役人伏木あかり。

−−−2015年。
若い女性が殺され、内臓の一部が抜き去られた。その手口は“羊殺し”そのままだが、魁は疑問を持つ。確かに『今年』は羊年。しかし“羊殺し”は年末に現れるが、まだ9月。自分の推理が間違っているのか、それとも…。

ゆうきまさみは熟練のストーリーテラーであり、『白クロ』は一流のミステリーであると確信した6巻。これまでもそうだけど、適切に散りばめられた伏線を適切なタイミングで回収。その『伏線』も、読み返して「これか!」と思うほどたわいない世間話やバカ話の中に、自然に混ぜられている。しかも、目の前の事件は解決したのに、“羊殺し”の謎は深まるばかり。

陰惨な殺人事件、人間の暗部を描き出しているのに、かもし出す雰囲気はユーモラスでありエレガント。『描きこみ過ぎない絵柄』浮かび上がる独特の作風は、海外ドラマのそれに似ている。

特別な人間が特殊能力を用いて解決する展開ではなく、登場人物はあくまで『市井の人々』。あかりを初め、中心になるのは厚労省の役人。他の推理ものなら『小役人』と嗤われるだろう彼らの、職務を全うしようとする心意気が、この物語の背筋をしゃんとさせてくれ、読んでて気持ちがいい。

それはオキナガも同じ。図らずも人外となってしまったが、特別な力があるわけでもない。時に暴走し、盲目的となる雪村の心に横たわる深い悲しみが、オキナガも我々人間と同じであると教えてくれている。

あかりと雪村の過去の因縁が結びつき、“羊殺し”を廻る物語がひとつの転機を迎えた本巻。この先どうなるかが楽しみでならない一冊です。




以下、だらだらとメモがてらの所見です。ネタバレ満載ですのでイヤな方はご注意ください。




↓↓↓↓↓
続きを読む >>
| comments(0) | trackbacks(0) | by LINTS
『ダンジョン飯』1巻


迷宮攻略冒険譚もとい迷宮食材健啖録、第一巻。


発売当初から周囲でめちゃくちゃ評判が良く、購入を決めるも売り切れ。一ヶ月後入手したら、すでに四刷目だったという自分にとってはいわくつきのマンガです。

絵がすごく好みなのと、ゲームや小説でなじんだ世界観なので抵抗なくストーリーに没頭。面白いだけじゃなく、ところどころ『小さなトゲ』みたいなのが刺さる感じが好きです。

以下感想。ネタバレあります。



すべてはここから始まった…!


■関連記事
・『ダンジョン飯』1巻
『ダンジョン飯』2巻




↓↓↓↓↓
続きを読む >>
| comments(0) | trackbacks(0) | by LINTS
もやしもん×純潔のマリア原画展&石川雅之サイン会
もやしもん×純潔のマリア原画展

全国巡回でずっと待ってた原画展、大阪は心斎橋の大丸で開催。終了して今更ながらレポートを投下ですよ。まとまった時間なかなか取れなくてねえ(ごほごほ)

一回目は7日来店。友人と一緒に待ち合わせして突撃。ローソンで前売りチケット購入したので、缶バッヂもらえました。







↓↓↓↓↓
続きを読む >>
| comments(0) | trackbacks(0) | by LINTS
| 1/3PAGES | >>