精霊の守り人:NHK大河ファンタジー公式サイト
十年来の原作ファンです。ゆるーい原作厨の自覚はあります。
もちろん、8年前のアニメもがっつり観ておりました。以前使用してたブログにまとめてありますので、興味ある方はどうぞ。ネタバレ全開なのでご注意を。
・シチュー鍋の中の混沌−カテゴリー『精霊の守り人全般』
原作を初めて読んだ時。この世界を実写化は無理。できてせいぜいハリウッドやなって思ってました。だいぶ昔に『実写映画化』の話も挙がってて、流れた時は正直ほっとしました。
だから、『大河ファンタジーとして実写ドラマ化!』のニュースを聞いた時、率直に言って「なんと無謀な」「NHK無茶しやがって…」「ほんまやめとけ!」でした。バルサ役が綾瀬はるかであるのも、ひっかかりまして。「若すぎるな…」「おばさんだから尾野真知子がいいんだけど」と、何の根拠もなく思っていました。
だいたい、小説を読んだ人一人ひとりには、脳内監督が棲みついていて、そいつが活字を完璧なまでに美しく映像化してくれる訳で。
そんなん。勝てる訳ないやん。
それでもちゃんと楽しみにしてる自分も存在し、「ちゃんと観て判断しよか」と考える自分もいて。放送終了後「いけるでこれ!」とはまった自分がおりました!(笑)
不満を挙げればいくらでも言えます。十年前の頭がガチガチに固まった自分だったら「あれもダメこれもダメ」とたらふく言い立てて、「だから日本はダメなんだ、ハリウッドじゃなけりゃ」と、したり顔で批判してたかもしれません。
しかし、今、不満なぞ瑣末に思えるほど見事にはまった自分がおりまして。同時に、「今、自分が観ているのは『新しい可能性』の塊なのかもしれない」に熱くなっておりました。
■原作小説。今回はこの1巻分を4話かけて放送
以下、ネタバレ感想です。
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